まだ暑さは続いていますが、子どもたちは外でめいっぱい遊びを楽しんでいます。
とある午後のこと、
遊びの途中、草むらに一人がしゃがみこみ、そこにぞろぞろと人が集まっていきます。
近づいて人だかりの中をのぞいてみると…
バッタが草を食むところを観察していました。
「食べてるとこ初めて見た」
「あ、あそこにもいる」
「見て、あいつは違う(種類の)バッタだ」
バッタが逃げないよう声をひそめながら、みんなが次々と発見を口にしていきます。
しばらくの間、子どもたちは静かに草むらの中を見つめていました。
普段なら気にも留めずに通り過ぎてしまう草むらの中から、子どもたちはたくさんの楽しみを見つけていきます。